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 キャリア観 

会社中心から人生中心へ

人生100年時代と言われ、個人のキャリアの考え方は大きく変化してきました。これまでは会社/組織の中に自分の人生を押し込め、入った会社/組織に定年退職までどう適応し、その中でどう貢献してゆくのかがキャリア上で重要でした。しかし今では副業や兼業が当たり前になり、寿命が延びて100年時代を迎え、定年後も様々な働き方があります。「自分の100年続く不確実な人生がどうあれば幸せなのか」という命題が中心にあり、その中の構成要素に会社や副業や地域ボランティアなど様々なものがある、というキャリアの考え方に変化してきています。会社で成功するための学びではなく、人生を豊かにするための学びがどのようなものなのか。このコースでは、その視点でキャリアを考えます。
これまでの
会社中心のキャリア観
会社のために何をすべきか
 会社 
 自分の人生 
会社に従属し、ミッションに自分を押し込める
これからの
人生中心のキャリア観
趣味
家族
地域
幸せな人生のために
どうありたいか
友人
副業
SNS
会社
 自分の人生 
自己実現を探求するための1つの構成要素として会社がある
 社会観 

利益の最大化の「競争」から

社会的な価値の「共創」の時代へ

これまでのビジネスの世界では競合に勝利するためのスキルの獲得が重要命題でした。しかし近年では持続可能性や環境保全といった課題に対し、仲間と共創しながらより良い社会を開拓するスキルの獲得が求められます。私たちは、「社会の価値観が『競争』から『共創』へとシフトしてきている」ことを認識する必要があります。社会の価値観が変われば、社会が求める「優秀さ」の定義も変わります。このコースでは、これからの社会が求める多様な「優秀さ」が何かを考え、それに向き合いキャリアを考えます。
私たちはいま、改めて「いったい何のために働くのか?」「どうあれば自分は幸せなのか」、個人も組織も仕事の意味が問い直されています。大学生活の中で私たちはそれに向き合ってゆくことになります。
 就職イメージ

文系、理系で分けないからこそ

あらゆることに挑戦できる

業務の細分化と専門家が進む現代社会だからこそ、文理の領域をつないで全体性を回復させる力が必要です。文理融合型の教育である創発デザインコースでは、文系と理系の両方の知識やスキルを組み合わせる訓練を通し幅広いスキルセットと柔軟な思考力を養います。その力は、専門領域の境界を超えるときに自由な行動を可能にします。それが分野横断型の社会課題や、創造性が必要とされる領域課題の解決能力を高めることに繋がります。従ってコース修了者には分野横断型の多くの新たな職業の道が開かれると期待されます。さらに急速に変化する現代社会や労働市場では、文理融合のアプローチがますます重要になってきており、そのような背景を持つ人材が高く評価されています。ここでは本コースの学びの先に目指したい職業の一例を示します。新規な職業の創出もあれば、文理融合のセンスが問われる職業への道や、既存の職業であっても1つ高い階層で業務が遂行できる人材になることが期待されます。

Image by Patrick Perkins

What We Do

地域の未来像を描いた上で、豊かな地域政策や国際交流を創造できる公務員

デジタル機器やデータを活用し、新規事業や観光ガイドなどを企画立案できる観光人材

企業のデジタル化を先導できるエンジニア

​スタートアップや海外企業との窓口を担うマネージャー

新たなパラダイムを持って地域プロモーション・ブランディングを担う街づくり人材

デザインの力をブランドの構築やイノベーション創出に活用するデザイン経営者

農業や伝統工芸のDX化やマネタイズを図るイノベーター

​新たな地域資源の発見や視点を活用した商品開発

地域の中に入り込み、新たな価値を創出できる起業家、モノづくり人材

​人口減少や高齢化などの課題に向き合い、地域活性化を先導できるソーシャルデザイナー

異なる業種間の連携を担うコーディネーター

在留外国人や異なる文化圏の人達をサポートして多文化共生社会を実現するための支援業務

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