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 コンセプト 
Image by Nik

 

 

​豊かな地域の未来を実現したく

なる衝動を持った自分へ

​Visionary(未来構想)×Makers(価値創造)で

未来を構想する、価値を創造する、
それが社会や人生を豊かにするということ

一定の物質的な豊かさを達成した日本を含む先進国は、安全な世の中から、生きるに値する世の中を求めるモードへとシフトつつあります。どういう世の中があるべき姿か、というビジョン(未来構想力)と、それを実現するためのテクノロジーと文化を組み合わせ(文理融合)、未来に向かう物語を創れる(価値創造)、地域活性化人材を目指します。
偏差値や点数といった外部のモノサシで分類される生き方ではなく、個人が内部に持つ多様なモノサシで意思決定できる力が必要です。言い換えるならば、どのような生き方が自分にとって幸せなのかを見つける能力です。経済合理性(外部のモノサシ)以外の人生の組み立て方を目指すならば、必然的に私たちの行動様式は楽しいと思える方向へ導かれます。それはイノベーション、クリエーション(創造)、他者貢献、などに携わる力です。社会を動かす基礎的な労働をAIや機械が請け負う時代で、私たち人類に求められるそれらの能力に向き合います。

Visionary
​(未来構想力)

×

文理融合
​(テクノロジーと文化)

×

Makers
​(価値創造力)

国際政策学部で唯一の
文理融合コースならではの学び

これまでは情緒的・文化的なものを排して生産性に寄与するものこそが大事だという論調で経済が進んできました。しかし現在、地方の衰退、働き方の多様化、多文化共生、政策の機能不全、急速に進むデジタル社会への対応の遅れなど、今までの思考様式では対処が難しい課題への対応の必要性が高まっています。経済や政治的な合理性だけではなく、テクノロジーと文化によって時代と世の中の在り方を変えようという姿勢が求められます。文理を問わず柔軟な思考と適切な方法論を用いて、どういう世の中があるべき姿なのかを描き、世の中のコンセンサスにしてゆける人材の育成が、今まさに求められています。こうした要請に応えるべく、文理融合の教育研究を実現する新たな学びの場として新設されたのが創発デザインコースです。

 学びの姿 

なぜ山梨で学ぶのか

グローバルな時代だからこそ

地域で学ぶ価値がある

このコースでは地域の人との出会いを通して様々な学びを得ます。では私たちが地域で学ぶ強みは何でしょうか?歴史的にみると、イノベーションと呼ばれるモノの多くは主流派ではなく少数派から出てきました。大都市は洗練が進むために同質化し、異質なモノや新しいモノは地方から生まれてきました。だからこそ、いま、地域にある魅力と可能性に気付いた都市圏の面白い人たちが、続々と地域に移住してきています。

地域貢献や地域で活躍したいという姿勢は、実はこれからの国際社会の最前線でもあり、グローバル人材に必要な素養だと言えるのかもしれません。このコースは都市圏には無い、山梨県だからこそできる学びの場へ飛び込んでゆきます。

地域を変える、​社会を変える

労働力不足
資源管理
医療・福祉
人口減少
環境問題
空き家
地域の課題
=社会の課題
​少子化
経済縮小
​オーバーツーリズム
外国人労働者
後継者不足

労働生産人口の減少、経済縮小、観光公害、環境問題など、実は社会課題の多くは都市圏よりも地域において深刻化しています。だからこそ、いま、世界中の「地域」で課題を解決し、「地域」の中から社会を変えてゆける人材が国際的に求められています。

地域固有の課題に対応するには、地域文化や価値観の深い理解が必要です。行政との連携、地域コミュニティとの共存、観光資源の活用、文化保全など、地域の中にある国際的な課題にどう向き合うのか、そのための実践的な学びに取り組みます。そこで得た力は、山梨県だけでなく、会社や国際舞台など、多くの価値観が交差する場所や場面で必要なものとなります。

 学びの精神 
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 Mission 

これからの時代に必要な

学びの姿勢を身に付ける

「正解のない時代をどう航海するのか?」。私たちは、この未知なる難題をクリアしなくてはいけません。その工程は人によって異なり、決まった道筋はありません。だからこそ今までのような画一的な授業を受けるのではなく、自らで問いを探求する学びの場が必要です。

 

多様な人や社会と出会う大学での学びで大切にしたいのは「Why」を考えること。「なぜこの課題が起きているのか」や「なぜそのサービスは受け入れられていないのか」を繰り返し考える。みんなが持っている前提条件やバックグラウンドが異なるのだから、常に「なぜ」を考えなければ、自分が向き合っている問題の本質は見えません。

 

「Why」を考え続けられる姿勢には、言語や国、環境の違いを超えて普遍的な価値があります。問いに立ち向かう「自立した学びの姿勢」を身に付ける、それが本コースのMissionです。

 カリキュラム 

デジタル社会で活躍できる人材へ

現代社会において、ほぼ全ての職種が情報やデータを扱う時代を迎えました。ある水準以上の職種では、データサイエンスはビジネスの必須スキルとなっています。本コースは文理融合の環境を活かし、文系のための「データサイエンス」を学びます。注意したいことは、社会が求めているのは知識よりもむしろ、データから「どのように人や社会を豊かにするのか」という文系の視点です。どの職業を目指すにしても、データサイエンスを学んだことがある、というのは大きな武器になります。

本コースのもう一つの特徴は「モノ(価値)づくり」の科目を有する点です。ホモ・ファーベルという言葉があるように、人はモノづくりによって、各時代の思想や情報を受け継いできました。創造性の発揮という意味で、良いモノを使うこと/作ることが、頭で理解しようと思っていても理解できないほどの情報量を自分にインストールすることに繋がります。モノの中に込められた創作者の思想や美意識といった情報に対する感度を上げることが、現代社会に必要な「問い」をデザインする力へと繋がります。この力は、いま、あらゆる職種が必要としています。

つくるモノは何でも構いません。地域のお土産、ソフトウェア、観光サービス、街づくり、社会デザイン、商品企画、ビジネスモデル、社会価値など。自分が楽しいと思うものを構想し、自らの手で創り出す、そんな実践力を身に付けます。

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